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上杉鷹山の味

先日、大地を守る会の宅配で、「ウコギ」が届いて大感激!
以前、藤沢周平の「漆の実のみのる国」で、上杉鷹山公が「自宅の垣根にウコギを植えよ」と奨励したとがきっかけで、いまだ地元の人たちの春の味として親しまれているということを知り、ずっと食べてみたかったのです!!!
ウコギと一緒にリーフレットが入っていたので、その通りに、味噌との切り和えと、混ぜごはんにしてみました。ほろ苦くってまさに春の味。実際、春というよりジメジメっとした梅雨時期ではありますが、苦さが気持ちをシャキッとしてくれます。

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ウコギとはウコギ科の植物で、同じく春の山菜「コシアブラ」や「タラの芽」の仲間。確かにあのほろ苦さは山菜に通じるものがありますね。次に届いたら、天ぷらにもしてみたい。

雪国の春は食糧不足に悩まされることが多く、その対策として、またウコギは棘があるので、敵からの防御というメリットから、戦国時代には各地で垣根にされていたそうです。「武士は喰わねど高楊枝」という言葉がありますが、こうやって藩主が奨励してくれたからこそ、武士も堂々と垣根にして、食べることができたのかもしれませんね。

話は「漆の実のみのる国」に戻って。
小説の中では藩の極貧の状況が切々と書きつづられており、藩主の杉鷹山公や家臣たちは立ち向かおうとするのですが、なかなかうまくいかない。読んでいて、もどかしく、切ない思いにされられました。でもそれと同時に、登場人物のひたむきな姿勢から、清々しさも感じられる、藤沢周平作品の中でも、特に心に残る作品です。
また読みたくなりました。

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